求められることは何?
システムエンジニアとしての市場価値を高めるためには、この職種に求められていることが何なのかをまず明確に理解しておく必要があります。要件定義や設計など、プロジェクトの方向性と結果を大きく左右する上流工程を扱うシステムエンジニアは、ITに関する専門知識や技術はもちろん、その他にも様々なスキルを身につけていかなければなりません。システムエンジニアに資格は必要ありませんが、必須ではなくても資格の取得は目指しておいた方がメリットは大きくなります。
求められることは何?の記事一覧
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成功を左右する要件定義
システムエンジニアがカバーしている仕事の範囲は広いので、何がシステムエンジニアの仕事なのかが少しわかりにくいと感じられることがあります。最終目的は顧客から依頼されたシステムを開発することですが、システムエンジニアはその最初の段階である「要件定義」にまず携わります。要件定義は詳細設計を行うために欠かせないもので、その内容はプロジェクトの成功を左右するほど重要なものです。では、要件定義を行うために必要なスキルとはどのようなものでしょうか。
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スキルを向上させる資格
新しい情報や知識を取り入れる努力を普段から怠らない人は、エンジニアとしての価値を高め続けることができます。しかし、システムエンジニアに求められることはたくさんあるので、できるだけ効率的にスキルアップしていきたいと思うかもしれません。そこでぜひ活用したいのがIT系の資格試験です。IT資格には国家資格から民間資格まで様々な種類があり、多くのシステムエンジニアがスキルアップのために資格を目指して勉強しています。
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様々な能力が必要となる設計
要件定義書が完成すると、次は詳細な設計を行う段階へと移ります。システムエンジニアは、顧客から直接要望を聞いている立場なので、要望を具体的な形にするための設計に関する知識も必要です。良いシステムを作るためには、ただ単に要件を満たす設計をするだけでなく、様々な視点から物事を理論的に考えていかなければなりません。また、発生するかもしれない問題や課題についてユーザーの目線になって分析するなど、IT技術に関する知識以上のものが求められます。