市場価値を高めるには「聞き上手」になれば良い

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話し上手は聞き上手

話し上手は聞き上手

IT系の職種とコミュニケーションはあまり関係が深くないようにも思えますが、システムエンジニアにとって「話す」ことは重要なスキルのひとつです。話し上手になることができれば、システムエンジニアとしての市場価値をさらに高めることにもつながりますが、もともと話すことが苦手な人にとってはどうしたら良いのかがよくわからないかもしれません。そこで、話し上手になるためのコツをご紹介します。

話し上手は聞き上手

少し意識して話し上手な人を観察してみると、意外と言葉が少ないことに気づくかもしれません。ちなみに、「話し上手」な人と「おしゃべりな人」は全く違います。本当の意味での話し上手は、言いたいことを一方的に話すのではなく人の話を良く聞く人です。大勢の前でスピーチをするような場面では、聴衆と会話をするわけではないので一方的に話すことになりますが、話し上手な人はスピーチをしていても聴衆の反応をよく観察しています。反応が良ければそのまま話を続けますし、あまり反応が良くなければ臨機応変に話を変化させていきます。どちらにしても、話し上手な人の共通点は、相手の様子をよく見て話をしているということです。
話をするのが苦手な人は、人前で話す前に準備しすぎてしまい、予想外の質問や反応に対応できず慌ててしまうことも多いですが、目の前で自分の話を聞いている人の反応に関係なく話を続けてしまうことで、余計に聴衆の関心が薄れやすくなり、空気が重たくなってしまうという悪循環になってしまうのです。これを克服するためには、とにかく人の話によく耳を傾けることです。ただ聞き流すのではなく、話の内容に関心を持って、積極的な気持ちで聞くことがうまく話を聞くコツです。

表情やしぐさはメッセージ性を持つ

話をするのが苦手なら、無理に話そうとするのではなく、先述したように相手の話を良く聞きましょう。そこでさらにもうひとつ意識したいのが表情です。人は無意識だと表情が硬く少し怖い雰囲気になってしまうこともあるので、満面の笑顔とまではいかなくても、口角を少し上げて笑顔を作るようにしましょう。慣れるまではぎこちない感じがするかもしれませんが、普段から人と接する時に真顔でいないよう意識しておけば、そのうち自然とできるようになります。また、視線を適度に合わせるということも大切です。話しながらじっと見つめ過ぎるのは不自然なので、うなずいたりジェスチャーを交えたりして動きをつけながら、適度にお互いの視線が散らばるようにしましょう。
相手の話に対して何を言えばいいかわからなければ「オウム返し」が効果的です。例えば、「話し上手は聞き上手なんですよ」と言われたとすれば、「なるほど。話し上手は聞き上手なのですね」とすれば良いのです。返す言葉はできるだけ要約をして、そのままの言葉で返さないように工夫するとより自然な会話になるでしょう。

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